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普通に走っていても車線が無くなるところ

中央道上り線小仏トンネル手前中央道の小仏トンネル手前が実験区間になっています。今までは登坂車線だったところを活用する試みです。

小仏トンネル付近は中央道の上り坂になっているところで、トラックなどの大型車両がよく速度低下します。局所的な減速が渋滞の原因になることはよく知られていることです。そのための登坂車線ですが、車線変更を嫌ってトラックが登坂車線を利用しない、逆に乗用車が渋滞の列を避けて登坂車線を走行するなどの問題がありました。

最も効果的なのは交通量に見合うだけの車線(容量)の確保ですが、トンネル自体が2車線であり、車線の増加は容易ではありません。
しかし登坂車線を走行車線にしてしまうこの方法なら容易に3車線化できました。工事は道路の線を引き直すだけです。
問題なのはこの区間が終わるときです。どうして走行車線が無くなるのでしょうか。これでは全ての車が車線変更しなくてはなりません。上り坂なので速度を上げるのは難しいよ。
あと、この変更で見込まれている渋滞の低減率は3割だそうです。…結局渋滞するみたいです。


1月28日から中央自動車道(上り線)小仏トンネル手前で渋滞削減実験を行います -一部区間が3車線に変わりますのでご注意ください-
小仏トンネル - Wikipedia

コメント

dmac [2010年05月06日(木) 02時06分]
あそこは、根本的に小仏トンネルの形状が問題なので、もう1本トンネルを掘らないと解決しないと思っています。登坂車線も元々無かったのですが、5〜6年前ぐらいから工事して付けたものですし。それでも休日あんまり変わらないので・・・