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[SQLServer]ミラーリングとレプリケーションの違い

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SQLServerの機能でミラーリングとレプリケーションとがあるが、どう違うのか?

ストレージの世界ではミラーリングはローカルに接続された複数の記憶装置を使って、それぞれの記憶装置に同じ情報を記録することを言い、レプリケーションはリモート接続等を使用し、遠隔地のシステムに同一の情報を保持させることを言う。情報が反映されるまでの時間で言うとミラーリングは同時・即時であり、レプリケーションでは必ずしもすぐにとは限らない。

データベースの世界ではミラーリングでは、データベース(インスタンス)のコピーを複数のコンピュータに配置される。クライアントがデータベースにアクセスし変更を加えると、他のコンピュータに配置されたデータベースにも変更が反映される。コンピュータ毎に分散配置されたデータベースはそれぞれが完全なのもとなっており、障害によりデータベースが失われても他のコンピュータ上のデータベースが引き継ぐことが出来る。

レプリケーションの場合、コピー対象はデータベース単位以外にも様々な指定方法があり、必要な部分のみのレプリケーションが可能である。更新が反映されるまでの時間は随時ではなく設定されたタイミングで同期が行われる。また同期の方法についてもいくつか種類があり、利用方法によって選択できる。

注意すべき点としてパブリッシャとサブスクライバとで扱う情報が異なり、ミラーリングのように片方に障害が発生したときに肩代わりすることは出来ないということがある。あくまでもパブリッシャはレプリケートされるデータの提供を行い、サブスクライバはレプリケートされた情報のみを扱う。

■まとめ
・データベースの可用性を上げたい! ⇒ ミラーリング
・小規模、範囲の限定、負荷分散、遠隔地間の同期 ⇒ レプリケーション

SQL Server 2005 データベース ミラーリングレプリケーション
SQL Server 2008 - レプリケーション
SQL Server 2008 R2 - データベース ミラーリング
SQL Server 2008 R2 - SQL Server のレプリケーション
レプリケーションおよびデータベース ミラーリング
ミラーリングとレプリケーション(SQLServer2005環境)の違い
Wikipedia - レプリケーション


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