幕張メッセで行われている「東京モーターショー」へ行ってみました。幕張メッセの一番大きな会場を使ってクルマやバイク、関連技術やパーツの展示が行われていました。
ホンダブースの文句が良かったです。「コンセプトカーのデザインのまま世に出せないか。」とか、大抵のコンセプトカーが方向指示器やサイドミラーを取っ払って展示されます。公道を走らないからといって、それで良いのか?!やっぱり付いているとかっこ悪いのか?!結局販売されないことには「絵に描いた餅」→こんなに大きな会場で沢山の人を呼んでいるのだから、芸術作品じゃなくて商品の話をしましょう。その場所でカッコイイ車、バイクを展示して、「○月○日発売予定」とか言ったら良いのです。売らない車のデザインなんて…仕事が無駄になってるのではないでしょうか。
…会場で一番カッコイイデザインのクルマとか、アンケートとってランキング発表してはどうかね?載せるはずだった新技術がダメになっていても、人気のデザインなら行けそうです。
お目当てのDN-01を見てきました。派手さは無いけどシックにまとまっています。DN-01に収納力を持たせるパニアケースはオリジナルのものでしょうか。後ろから見るとDN-01の形にぴったりフィットして、傾くことなくミラー幅以内に収まっていますよ。…フルフェイスのヘルメットは入らないかもね。あいにくと展示のみの車両だったので跨れませんでした。
もう1つ、気になっていたのがDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)のVFR1200Fです。こういった新しい機構というだけで私は欲しくなっちゃう訳でして、試乗できるようになったら実際に運転したいと思います。
このお目見えしたVFR1200Fは「市販予定」になっていまして、たぶんそのまま売っちゃうのでしょう。方向指示器やスタンドなど何もかもが普通のバイクの装備でしたよ。エンジンについては排気量が1237ccで、V4-OHCであることまでしか表示されていませんが、あとは細かい調整になるだけですね。
見た目というかデザインが今までに無い感じでしょうか。シンプルに纏まっているけど、宇宙人っぽい?フロントのマスクと、リアシートのグリップなどが最近発売された「FAZE」に似てるかも。ヘッドライトが一体となって丸みを帯びています。
サイドミラーはCB1000RRに似てる感じで、方向指示器を兼ねています。
跨った感じはタンクが横に広いような感じでした。でもすぐに絞られているので膝で挟むのは全然問題ないかと。でもタンクを上半身で抱え込んじゃう感じは少ししました。CB1000RRはオーバーハングしやすくて、さすがレーサーのバイクでしたが、VFRはそうではない感じです。
コンセプトカーに見えるのはボディを止めるネジが表に見えないからかも。苦労してネジをや取り付けボルトを内部に隠すようにこだわったそうです。ここはDN-01も似てますね。DN-01も元はコンセプトカーだし、見た目重視、メンテナンスは一苦労です。DN-01はフロントカウルからトップ、サイドというようにボルトで止めた部分を次のカウルが覆うように組み立てられています。カウル同士は裏からピン形状のパーツで留められており、最後にキーで取り外し可能なリアシートが被さる様になっていました。
ヤマハブースはあんまり面白くなかったかも。展示だけで跨ってみるとかありませんでした。
もうすぐ市販されるという三輪車タイプのバイクがありました。カワサキのバイクから制作されたコンセプトカー「T-REX」とは違ってバイク寄りの乗車姿勢です。展示6台中、1台は乗車可能でした。
もう1つの三輪車「T-REX」も見てきました。
こちらは見るだけ。そのかわり運転の様子がビデオで流れていました。
重心、というか運転席が極限に地面と近いです。そしてカワサキのバイク→たぶんZZR1400のエンジン、パーツを使っているのでしょう。ハンドルになっているけど、それ以外、ウインカーやキルスイッチなど、バイクのパーツがあれこれと…。
この「T-REX」はコンセプトカーではなく、カナダで販売されているそうです。普通に売っているのか?!
日本で発売になるのか? とりあえず公道は走れるそうです。
マツダブースのプレゼンテーションです。
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東京モーターショー■
写真[2009/10/24]