Project Note

前に草津温泉へ行ったときの国道沿いがダムになる⇒そんな計画が八ッ場ダムだそうです。

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八ッ場ダムは群馬県、吾妻川の中流に作られる計画です。
主な目的は①治水(洪水調節)、②利水(家庭用、工業用水の確保)とされています。

このダムにおける問題点、ダム予定地の地質が問題視されていて、その昔浅間山が噴火した際の泥流が吾妻渓谷にせき止められた状態で堆積しているそうです。ダムの周辺で地すべりが起きると最悪ダムが崩壊しますから、入念な調査ともろい箇所には補強、または切削して置き換える必要があるでしょう。

また、ダムの目的が治水のため、洪水期にはダム水位を下げるなどの調整を行うのだそうです。
そして吾妻川の上流には草津温泉などの観光地や牧場などが多く存在し、有機物等が多く流入することになるそうです。
その結果、藻類が大量発生し見た目が悪くなると予想されます。

ダムには上流からの土砂が流入することによって利水容量が減っていく運命にあります。
普通の砂などの堆積物の他に、上流に草津温泉を持つことで、中和生成物の沈殿という問題を含んでいます。
強酸性の温泉なので石灰で中和していますが、そうすると硫酸カルシウム、塩化カルシウムが大量に沈殿するのですよ。
品木ダムを沈殿池としていますが、かなりいっぱいです。ダムができると中和生成物も溜まりますよねという話。

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■八ッ場明日の会、八ッ場ダムを考える会