■宮城県、性犯罪前歴者のGPS監視検討 唐突な表明に不信感も
宮城県の村井嘉浩知事が22日、性犯罪の前歴者などに対する衛星利用測位システム(GPS)端末の常時携帯義務付けやDNA提出などを条例化する方針を正式表明した。
ここで言われているGPS端末は位置情報通知システムですよね。GPS信号を受信し位置情報を取得した後、センターに現在地を通知する仕組みです。そうすると通話できない携帯電話サイズの端末になるわけで、更に通信費もかかるわけです。
GPSなので衛星からの電波の届かない場所→屋内では位置の取得が困難です。地下街、地下鉄は無理。更に送信用の電波が圏外でも位置情報が通知されません。位置情報にも誤差が出るし取得にも遅延やインターバルがあるはずです。
あと電源…連続で何時間くらい持つのでしょうね。位置情報を取得して送信して…1日持たない気がします。毎日充電かよ。電池も劣化するので毎年更新とか?
そして利用方法もね。これって性犯罪者には近づいてはいけない場所が決められているのでしょうか。不審な動きをすると警察が逮捕するわけ?ロリ専門だったとして小学校に近づくのは検出できるかもですけど、通学路まではさすがに無理だな。何をどう制限するのかよく分からないです。
GPS端末じゃなくて無線タグ(RFID)で良いと思います。出入口でアラームが鳴る奴です。気になる人にはリーダー持たせて、接近されたときに距離によって振動したりとか、警告音出たりとかで分かるように…。
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