「ミラノショー2010」に出展する、ホンダのコンセプトモデルが発表されました。

最初見たときBMWのバイクかと思ったよ。

Hondaは、11月2日（火）よりイタリア・ミラノで開催されているEICMA 2010（ミラノショー 11月2日～7日）において、世界初となる「V4クロスツアラーコンセプト」と「ニューミッドコンセプト」や、10月27日にタイで発表したグローバルモデル「CBR250R」をはじめとする市販予定車などを公開しました。

■コンセプトモデル「V4クロスツアラーコンセプト」

VFR1200F Dual Clutch Transmission(デュアル・クラッチ・トランスミッション⇒DCT)のエンジン(V型4気筒1,200cc)を採用したアドベンチャーツアラーモデル。
ロードスポーツモデルVFR1200Fとは異なった斬新なスタイリングで、優れた乗り心地や操縦性を実現するアップライトな乗車ポジションとなっています。

■コンセプトモデル「ニューミッドコンセプト」

ロードスポーツが備えるスポーツ性とスクーターの快適性・利便性を兼ね備えたモデルです。
エンジンにはDCTを搭載。市街地はもちろんワインディングでも走る楽しさと快適性を満喫できます。

というわけで、ミラノショーではホンダのDCTの発展が伺える展示となっています。ロードスポーツモデルとしてVFR1200Fがありますが、違った方向性にハイテク機構が生かせないか？という試みでしょうか。
スポーツの世界では速さを求めるので、シフト時に動力伝達を切ることが無い方がいいんじゃないかな。
オフロードの場面では微妙な速度、1速～2速が対応するような速度域で走らなきゃならない時とか、自動で変えてくれたり一瞬で切り替わるのは使えると思うよ。
市街地走行でもDCTは便利か…。まぁ便利ですけどオートクラッチ機能が一番便利です。一時停止する場面が多いのでクラッチの使用頻度は多くなります。渋滞で左手がひどく疲れたりとかしませんか？自動クラッチで解消されます。

「ニューミッドコンセプト」はスクーターに見えるけど、左側から見ればエンジンが中央部に搭載され、後輪をチェーンで駆動しているのが分かります。もしかしてこいつもVFR1200Fのエンジンを搭載か？だとすると排気量1,200ccの最速スクーターだな。シフトペダル？なにそれって感じで、自動化を押し進めるとスクーターになってしまうんだよな。DN-01みたいに積載量は考えられていないと思います。

そういえばクラッチが無くなってしまうと、暴走族のコールが出来なくなってしまいますね。