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高速度撮影カメラの新製品

URL:http://www.casio.co.jp/release/2009/ex_fh25_fc150.html
カシオのハイスピードカメラ「HIGH SPEED EXILIM」シリーズに新製品が発表されました。
機種は高倍率モデルの「EX-FH25」と、コンパクトな「EX-FC150」の2つで、それぞれ「EX-FH20」「EX-FC100」からの更新モデルです。

「HIGH SPEED EXILIM」は高感度CMOSセンサーによる秒間40枚の高速度連写や、最大1000fpsのハイスピードムービーが特徴のシリーズです。
今回はスペックはそのままで「HS夜景/HS夜景と人物」「HSライティング」などの機能を拡張したみたいです。
発売日は11月27日です。

前の製品「EX-FH20」の発売日が2008年9月19日なので、ほぼ一年後の新発売となります。
10月に「EX-FH20」を買ったのであと1ヶ月待てば最新型が手に入ったのに…or型落ちということで安くなったのに…。でもまぁ性能にあまり変更が無いので大きく悲しむほどではありません。

「EX-FH20」の使用感としては「大いに満足」という感じです。
最大1000fpsが特徴のハイスピードムービーですが、実際に使用する機会はあまりありません。撮影のためにはかなり明るい被写体であることが条件となりますし、得られる解像度も低く、撮りたい撮影対象は動きが速いのでフレーム内に収めるのが難しいという状況です。すなわち場面を予測して待ち構えるという必要があります。
まぁ、210fpsくらいの速度が実用範囲かと。

最大40枚/秒の連写も、やはりそれなりの明るさが要求されます。
屋外で晴天・晴れなら大丈夫ですが、室内や曇りの時は最大まで感度を上げたり、連写速度を落とすことになります。まぁ40枚/秒で連写すると同じパターンの写真が大量に並びます。決定的なシーンが取れていれば良いのですが、撮影できる時間が短い…。20〜10fpsなどに変更すると撮影できる時間が伸びるのでそのくらいの設定で使っています。

いろいろと前提条件や設定がありますが、今までのカメラと同じように使ってもかなり違うことが分かります。
まず被写体が止まって見えます。普通にシャッタースピードが1/400〜1/100なので、特に意識せずとも高速度撮影です。噴水、海なら水しぶきが丸く止まって見えることでしょう。
室内撮影でも他のカメラよりは明るく、ブレも押さえられているはずです。

高感度で美しく撮れる“HIGH SPEED EXILIM”
HIGH SPEED EXILIM EX-FH25/EX-FC150